曲目解説

OP.18 組曲「望郷の夢」

作曲年:1986冬から初夏

心象イメージ
◯第一曲:前奏曲「故郷は、遠くにありて想うもの」 断片的な思い出も、脈絡のない話も、人が郷里を想うとき、すべては一つの意味になる。
◯第二曲:里の娘 思い出の中の愛しい娘、澄んだ空気と水とともに健やかに。
◯第三曲:痴話喧嘩 生きていれば喧嘩はつきもの、派手にやろうではないか。
◯第四曲:丑満時 人々が身を寄せあう家の外では闇が支配する世界、静寂のおののき。
◯第五曲:お祭りさわぎ 今日がいくら辛くても、パッと騒いで忘れよう。あした天気にな〜れ!

初演情報
1986.6.21
会場/武蔵野市民文化会館
演奏者/酒井多賀志