曲目解説

OP.21 オルガンと尺八の為の「古謡組曲」

作曲年:1987

日本の古謡や民謡と、ヨーロッパの良く知られた古いメロディを組み合わせた曲です。日本からは、箱根馬子唄、ソーラン節、炭坑節が登場し、ヨーロッパからは、ヘンデルの「調子の良い鍛冶屋」、バッハの「G線上のアリア」「ガボット」が登場します。 これらの異質なメロディが同時に組み合わされたり、並置されたり、ある部分が拡張されたりして展開します。

初演情報
1987.5.21
会場/武蔵野市民文化会館
演奏者/Org:酒井多賀志  尺八:山本邦山氏