曲目解説

OP.60 箏とオルガンの為の幻想曲 Fantasy for koto and Organ op.60

作曲年:2005

私の母校である都立武蔵高校の同窓生が主催するコンサートで、同窓の箏奏者・大浦美紀子氏によって2005年に初演されました。 箏とのアンサンブルに於いて初めてフーガを取り入れた曲で、それを日本的な響きによって展開できる事に多くの可能性を感じます。 近代における日本の家屋が、和室と洋室によって構成されていることと同じ感覚だと思っています。 【2016年6月24日デジタルパイプオルガンコンサートNO.9パンフレットより】

初演情報
2005.10.29
会場/武蔵野市民文化会館
演奏者/Org:酒井多賀志  筝:大浦美紀子氏