曲目解説

OP.75 箏とオルガンの為のレシタティーフとフーガ

作曲年:2018

OP.25同様、日本的な要素と西洋的な要素を対置させた曲です。 レシタティーフは、1980年代に録音した東京カテドラルでの即興演奏の一部を取り上げ、再構成したものです。フーガは1990年代から作曲するようになり、今では私にとって馴染みの作曲技法になっています。 日本の多くの家屋が、和室と洋室で作られているように、フーガも心の洋室として、日本人の心の住まいとなることを願っています。 【2018年12月14日デジタルパイプオルガンコンサートNO.14パンフレットより】

初演情報
2018.12.14
会場/小金井宮地楽器ホール 小ホール
演奏者/Org:岡田あみん氏  尺八:三塚幸彦氏