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YouTube 第2弾 ♪よみがえる清冽な音空間!【オルガンリサイタルNo.1~バッハへの流れ~ 1974年】
2020.07.06
フル音源「酒井多賀志オルガンリサイタルNo.1~バッハへの流れ~」@東京カテドラル聖マリア大聖堂 1974.6.22
◎自主企画のリサイタル・シリーズの、記念すべき第一回です。
1974年当時、オルガンを聴く機会は少なく、会場(楽器)も限られていました。酒井は明確な音楽的意図により、自主企画のシリーズをカテドラルにて開始。6月にバロック、11月にロマンと、年2回の定期公演を継続してゆきます。その幻想的でのびやかなオルガンの響きは好評を博し、1500人の聴衆を収容しきれず、翌年からは二日間に分けておこなうようになりました。
当時26歳、沢山の人に愛聴された伝説的ライブが、いまよみがえります。そこには「私がオルガニストになろうと決心した最初の感動が脈づいている」(酒井)のが感じられるでしょう。
プログラムは、A.シュリック(1450~1520)からJ.S.バッハ(1685~1750)まで、ブクステフーデ・パッヘルベル等南北ドイツのバッハに至る流れと、フランドル、イギリス、イタリアの諸様式の融合がたどられます。